今世界で注目されているSDGs
今回、「大人が本気で取り組むアップサイクル」として
デニムの産地 岡山から【地球にやさしい】スマホケースをお届けします。
アップサイクルにこだわり、デニム以外の素材や工法も地球にやさしくさせていただきました。

１ 作品テーマ
地産の岡山デニムやこれまでにやってきた事で、商売ベースの物＋付加価値をつけた作品を作る。可能であれば、ジーンズの聖地【児島のジーンズストリート】に並べたい。

２ テーマにした理由
服装が多様化し、ジーンズやデニムのシェアが低下していく中で何かもがいて抵抗してみたい。デニムの良さを改めて伝えたい。

３ 使ったものと使うための工夫
その１：アップサイクルデニム
一番のこだわりは、リサイクルデニムです。
商品をつくる上で出てくる端材によるリサイクルではなく
ジーンズを一度崩し→綿状に生成→糸にして紡糸→これらを織り上げたデニムです。
脱色せずにそのままの色を生かしているのも特徴です。脱色・染色をしていないので、水・染料・燃料を抑えた地球にやさしいデニムです。
旧式の機械を使ったセルヴィッチデニムなので、アナログな素材感や個性があり、原材料や加工ともに手にとりたくなるアップサイクルです。

その２：ショルダーのトコ皮
ベースの素材はトコ皮を使っています。
皮は、毛の生えていた部分（銀面）を持ち、強度のある一般的に皮と呼ばれるものと余りのトコと呼ばれる強度の弱いものがあります。トコ皮は基本的に廃棄されたり見えない所（靴の中敷きなど）に使われる事が大半です。今回はこの商品でトコ皮をアップサイクルしています。
トコ皮は繊維の締まりが弱く、おなか周りに近づく程さらに悪くなります。
日本の皮の大多数は背中で割った半身の皮なので、締まりの強い部分だけを取り出すのが難しいですが、イタリアの皮はお腹で割って開いた一枚皮から背中の締まった部分だけを取ったショルダーと呼ばれる皮があり、比較的強度があるトコ皮になります。
直接、現地のタンナーさんと話し、仕入れを繰り返して選んだ自慢の素材です。
一枚の皮でも厚みが違う為、薄い部分でも使えるよう商品をいくつか開発して、その中で得られたトコ皮の厚みのある部分が今回の作品に使われています。

その３：素材の強度UPと中芯のない加工方法
トコ皮にデニムを張ることで、銀面がなく弱かった部分を補っています。
手帳型ケースに必要な強度は十分に満たされています。
さらに、生地を使った手帳型ケースが中芯や敷き紙を使った4層～5層構造で作られているのに対し、紙を使わない2層構造なので大幅な加工工数の削減、そして生産過程で大量に水を使う紙を排除できています。地球にやさしい生地の手帳型ケースがビジネスベースで日本で作れる生産回帰もできています。

その4：カードポケットもアップサイクル
ポケットの設計を一枚皮から三枚皮に変更し、サイズ不足で廃棄待ちだった端材を利用できるようにしました。厚みのある端材はカードポケットのように薄めの皮を求める部分には使えなかったのですが、皮をスク工程を追加して利用可能にしています。

<<使用素材>>
【表地】リサイクルデニム セルヴィッチ：綿95％ その他5％ 10.5オンス
【裏地】トコ皮：イタリア製ショルダー 100％皮
【カードポケット、ベルト】本革（ヌメ皮 栃木レザー・イタリアンレザー）
【ケース】ポリカーボネード

<<対応機種>>
iPhone / Xperia / AQUOS / HUAWEI …その他多数
詳しくは↓
【取り扱い機種一覧表】
https://www.creema.jp/item/6664277/detail
をご覧ください。

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購入の際の注意点
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＊必ず【機種】の記入をお願いいたします。
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＊本製品は、トラ目・色むら・血筋・治りキズ・へこみ
　などの個体差をあえて隠さず、革素材本来の魅力を活かした仕上げになります。
＊糸は全て金糸で縫製しております。

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