シックな仕上がりになりました。
　
飾っておくだけでも可愛い、デコレーションを施した手作業で撮影するクラシックカメラです。
　
どれも個性的なカメラですから、きっと楽しいアイテムになると思います。
　
このカメラはレンジファインダー機でありながら一眼レフの機能を持った、レンズシャッター式レンジファインダー機というカメラです。
　
ネット上で「Cannon　Canonetの使い方」を検索しますといくつかありますので、ご使用の参考にされてください。
　
このカメラはボタン電池や乾電池を使っていない時代のカメラで、オートの表示は太陽電池を使っていますので今も健在です。
　
このカメラは修理済みですから電池不要で、撮影を始めるには通常の３５ｍｍフイルムさえあれば大丈夫です。
　
余談ですが、このカメラの修理はかなりハードルが高いので、ジャンク品をメンテナンスしている方をほとんど見かけたことがありません。
　
おかげで、安価なお値段での提供が可能になっています。
　
このカメラはキャノンが一眼レフカメラを制作するにあたって、レンジファインダー機に初めてその機能を取り入れたとても面白い構造をしています。
　
これから取り組まれる方のために蛇足ですが、市販の修理本を読まれても修理できません。（修理本はすべてを解明していないからです）
　
が、人に頼らず、自己責任で、孤独に耐えて、きちんと仕組みを理解した後の喜びはひとしおです。
　
物作り日本の技術を、カメラを撮影するところから始めて、現像焼き増し、メンテナンスと深く受け継いでくださる方のたくさん出てくることを願っています。
　
もちろんデコも楽しいものですよ。
　
骨董品になんかにしたくない、という思いで長年修理と取り組んできましたが、若い方には少しずつご理解をいただけるところまで来ました。
　
女性子供のためにこれを開放することを目的にしていますので、こんなことをしたらせっかくの骨董品が台無しだ、というお叱りをこれからも受ける覚悟ではいますが。