商品名：シロツブ
品番：NG00209A02
品質：M（同じ素材の中での比較による品質表示）
入り数：3 個
採取地：アメリカ産
サイズ：約 17×16×12 〜 16×15×11 mm（1個体サイズ）
総重量：約 9 g（パッケージを除く）

名称：シロツブ
別名／俗称：Nickernuts
英語：Grey Nicker、Nickernuts、nickar nuts、Bonds nuts
学名：Caesalpinia bonduc（Syn. Guilandina bonduc L.）
分類：マメ科ジャケツイバラ属
原産／分布：フロリダの海岸に流れ着いたものです。世界の熱帯地域。

3個入りの価格です。
シロツブは、マメ科のジャケツイバラ属に属する、世界の熱帯地域に分布する蔓性植物。日本では、南西諸島に分布すると言われることもあるようですが、自生するハスノミカズラと混同されていることも多く、正確な分布は今のところ不明です。

他の植物に這うように茎（蔓）を伸ばし、蔓の長さは5～15mほどに達するといいます。茎にはカーブした棘が多数あり、その棘を他の植物に引っかけてよじ登っていきます。黄色い花を咲かせ、その花序は長さ50cmほどになることもあるそうです。
この豆は、5〜10cm前後の固く鋭い棘で全体が覆われている鞘の中に入っています。始めは緑色ですが、徐々に褐色になっていき、熟して鞘が裂けると、中からこの白いマメが出てきます。直径2cm前後のマメは、非常に硬く、灰色から灰白色でうっすらと縞模様が入っています。表面はとても滑らかでほんのり光沢があり、扁平気味だったり、凹みや歪みが比較的多く見られます。

同じジャケツイバラ属の中でもよく似た種にハスノミカズラ（Caesalpinia globulorum）があります。こちらは、日本でも沖縄本島以南の南西諸島に分布しています。ハスノミカズラのマメは、灰白色から黄白色、表面の光沢はあまりなく、ごくうっすらと縞模様が見え、凹みや歪みの少ない楕円形～球形が多いとされているようです。賛否ありますが、マメだけでシロツブとハスノミカズラを区別するのはやや難しいようです。葉の形や大きさなど葉の様子は異なるのでそこで判別できそうです。

浮力があり、硬いマメは耐久性もあるので、長い期間漂流し、海流に乗って広く遠くまで運ばれます。日本にも漂着することで知られ、ビーチコーミングではとても珍しい人気者です。ただ、日本に漂着するものが本来のシロツブなのか、ハスノミカズラなのかは判断が難しいところです。欧米ではアクセサリーの材料にも使われますが、日本ではとても珍しく、ハスノミカズラが一粒1500円ほどで販売されています。

【主な用途と素材の処理方法】
■作業効率や素材の保存を考えて、ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。商品には乾燥剤（食べられません）が入っています。
■主な用途：各種クラフト用素材、インテリアやディスプレイはもちろん標本やコレクションとしてもお使い頂けます。
■処理方法：この商品は輸入仕入れ品のため、処理等は不明です。

【ご購入の際の注意点】
■自然素材ですので、必ず個体差があります。画像とは色や形に違いがあったり、大きさにもばらつきがあります。記載しているサイズは、目安となっております。
また、可能な限り実物と同じようお伝え出来るように撮影しておりますが、光の入り方やモニター環境により、実際の色とは違って見える場合もありますのでご了承ください。
■当ショップの自然素材は、各種クラフト用素材、リース用素材、ディスプレイ・インテリア用素材、雑貨等の為の商品であり、食品ではありません。また、医薬品や栽培用を目的とした園芸品及び農産物でもありません。
■品質管理の徹底と商品説明を詳細にしておりますが、自然素材ですので、細かな傷や個体差による違いがあるものがほとんどです。そこが個性でもあり素材としての魅力の一つとなります。そういった自然素材の特性をご理解ご了承の上でご購入ください。