2021年6月新商品販売開始。ふりかける、粉末柚子胡椒。柚子胡椒専門店が粉タイプの柚子胡椒を作りました。完成に至るまで3年越しの年月が実り柚子胡椒をそのままドライにしたような商品となりました。
生柚子胡椒に勝る点は「保管の楽さ」と「無塩」。生柚子胡椒は減塩でフレッシュな作り立てをウリにしており、新鮮な柚子胡椒を召し上がって頂く為に保冷必須としています。美味しさの追求としてデリケートな品質で、常温保存にしてしまうと色味や香りが悪くなるデメリットがあります。しかし柚子胡椒をドライにした本商品は、卓上に置いたまま保管出来る手軽さは持ち運びもしやすくバーベキューなどにも活躍し、ちょっと人にあげるプチギフトとしても気軽なスタンスでお渡ししやすいです。また、生柚子胡椒は減塩といっても塩が入っている事は事実。ドライ柚子胡椒は塩分0％の為、塩分摂取が気になる方には生柚子胡椒の代替になる可能性も秘めています。
「生柚子胡椒とドライ柚子胡椒、どっちがおいしい？」当店としては生柚子胡椒をおすすめしたいと思います。製法は特に他店と比べても際立っており、味も明確に差が出るものです。しかし今回ドライ柚子胡椒商品化に至ったのは、生柚子胡椒のデメリットを補う役割を果たし、当店のコンセプトである、柚子胡椒のある暮らしを皆様に提供していく為にあります。
生柚子胡椒とドライ柚子胡椒を使い分ける。お刺身やステーキなど食材に直接つけるのは生柚子胡椒で、お吸い物や温かいうどんなど汁がベースになっているものはドライタイプも美味しいです。汁物にドライ柚子胡椒をかけると表面に粉が浮いて、香り長持ちで香りづけの一役を担います。
柚子と唐辛子のおいしさそのままに、当店独自製法でドライ化。粉になった柚子胡椒を仕入れ販売するなどではなく、柚子を香り高く、唐辛子の風味豊かなままにドライにしています。3年の年月が必要だったのは柚子は本来苦いもの。国内流通している柚子製品の原料は「香料」となっていて、本来の柚子ではありません。どうやって添加物の香料に頼らず、天然の柚子を製品化出来るだろうかと製法に思案と試作に時間を要しました。無添加無着色で作った柚子と唐辛子本来の香りと辛みをお楽しみ下さい。