組子とは？と聞かれてすぐに日本の建築の手法として、麻の葉模様の組子などが使われていると答えられる人が今の日本でどれくらいいるでしょう？そういう私もよくわかりませんでした。日本家屋が作られなくなり、組子を知らない人が多くなってきているからだそうです。それとともに伝える人も高齢化して、組子を継承するのも大変な時代になってきました。なんとか組子を絶やさないで次の世代に伝えることができないか？と相談を受けた時に、もっと気軽に持ち運びのできるパネルにするのは、どうかと考えました。組子が作れる人がいる会社のチャレンジを形にしようと、試行錯誤の末にできたのが、組子パネルです。私は華道家なので、いけばなをいけるときにアクセントになるのでは？と。某大学でいけばな体験の時に衝立のようにしていけてもらったいけばなと一緒に撮影をする時にも使っています。持ち運ぶことができるのでデモをする時にも役立ちます。お雛様や五月人形の飾りとともに、飾りとしても引き立つと思います。あるお客様は、神棚に使うとおっしゃっていました。
これが商品化できたのは、ホテルオークラのジュエリーショップで採用されたことがきっかけです。ジュエリーショップでは、ジュエリーを飾るときの什器、そしてお客様がジュエリーをご覧になるときのトレーとして使ってくださっています。
このオンラインショップでは、平置きにして、お皿のように使えるようにアクリルパネルもつけての販売です。お寿司や和菓子などを載せるととても素敵な演出となるでしょう。
商品の説明
商品は、黒い化粧箱入です。キズがつきやすい箱のため在庫なくなり次第クラフトの箱に変わります。杉の木でできた組子パネルとアクリルパネル、台形の台がついています。台は、パネルの両側に横からつけてください。
グラグラしないように滑り止めがついているので、スライドではなく横から押し込むようにつけると滑り止めが取れることなく上手に着脱できます。
材料は、貴重な秋田杉の間伐材の一番良い赤い芯の部分を使って作っていただいています。杉の木は、とても柔らかいので、爪などを立てると跡がついてしまいますので、気をつけてお使いください。入っているものは、組子パネル、アクリルグラスの板、台形の形をした台２つとなります。アクリルパネルのみ洗うことができます。組子パネルは、洗わないでください。
台形の台の内側に滑り止めが付いているので、しっかり留まりますが、スライドしないようお願いします。横からくっつけるようしてパネルにつけてください。
模様の説明
組子の模様は、麻の葉模様とリンドウ模様です。
麻は、古くから麻賀神聖なものとして神事に使われたことから、生まれたきた赤ちゃんに麻の葉模様の産着を着せて、死亡率の高かった子供が、病気にならないよう願う意味もあったといわれています。三角形にも災いから守ってくれるという意味があり、その集合体の麻の葉模様はより強い力を持つと信じられていたようです。
現在でも、多くのところで使われているもっとも人気のある日本の伝統模様です。
リンドウは、群生せず、一本ずつ咲き、長く花を咲かせることから長寿という意味があるため、敬老の日や、健康で健やかという意味合いで、長生きをして欲しい人にプレゼントなどにぴったりです。花言葉は、悲しんでいるあなたを愛する。素敵な言葉ですね。そのほかにも誠実、正義という花言葉もあり、凛とした姿や紫という高貴な色が古くから尊ばれてきました。平安時代の枕草子、源氏物語などにも描写されていますね。
このように組子の模様は、それぞれに意味があります。
少しでも興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。

サイズバリエーション　台形
MA-1 麻の葉　箱付き　サイズ幅11.7x長さ30.3x厚み1.8cm アクリルパネル付き　115g
MA-2 麻の葉　箱付き　サイズ幅13x長さ28.2x厚み1.8cm アクリルパネル付き　116g
RI-1 リンドウ　箱付き　サイズ幅11.7x長さ30.3x厚み1.8cm アクリルパネル付き　115g
RI-2 リンドウ　箱付き　サイズ幅13x長さ28.2x厚み1.8cm アクリルパネル付き　116g
手作りのため大きさや重さが多少違う場合もあります。ご理解よろしくお願いします。

種類を選んでメッセージでお知らせください。例えば2つ購入する前にMA-1とMA-2をとメッセージをいただけましたら、こちらからご連絡をいたします。実店舗でも販売ですので、数がない場合があるので、お手数をおかけしますが必ずメッセージをいただけると確実です。またお時間をいただいてもよければ、受注もできます。ご理解よろしくお願いします。