手作り絵本vol.7挿絵2
☆Healing art ☆
すると そこには無数の星たちが静かに瞬いていました。
「なんて美しいんだろう!
どうして今まで気がつかなかったんだろう・・・。
自分のまわりには こんなに数えきれない程の星たちが
輝いているんだ・・・!」
夜 瞬いていた無数の星たちは 朝の光にとけてゆき
昼間は 日の光に隠れてその姿は見えません。
けれども夕暮れになると
空に再び 無数の星たちの姿がうかび 瞬きはじめます。
葉っぱは かわらず木の梢に一枚だけでしたが
昼間星たちが見えなくても そこにあると思うと
もう寂しくはありませんでした。
ただ 自分だけが赤い紐に絡まられて
木の梢に残っていることを思うと
自分は いつになれば皆と同じように 空へ飛びたてるのかと
冷たい小石をいっぱい飲みこんだかのような
重く 苦しい気持ちになるのでした。
葉っぱは 毎日 昼も夜もずっと空を見上げていました。
(※この作品は、販売中の絵本 にじいろ羊の贈り物vol.7の挿絵です。絵本ご購入の参考になれば幸いです。)
すると そこには無数の星たちが静かに瞬いていました。
「なんて美しいんだろう!
どうして今まで気がつかなかったんだろう・・・。
自分のまわりには こんなに数えきれない程の星たちが
輝いているんだ・・・!」
夜 瞬いていた無数の星たちは 朝の光にとけてゆき
昼間は 日の光に隠れてその姿は見えません。
けれども夕暮れになると
空に再び 無数の星たちの姿がうかび 瞬きはじめます。
葉っぱは かわらず木の梢に一枚だけでしたが
昼間星たちが見えなくても そこにあると思うと
もう寂しくはありませんでした。
ただ 自分だけが赤い紐に絡まられて
木の梢に残っていることを思うと
自分は いつになれば皆と同じように 空へ飛びたてるのかと
冷たい小石をいっぱい飲みこんだかのような
重く 苦しい気持ちになるのでした。
葉っぱは 毎日 昼も夜もずっと空を見上げていました。
(※この作品は、販売中の絵本 にじいろ羊の贈り物vol.7の挿絵です。絵本ご購入の参考になれば幸いです。)
這邊是展示的作品
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