元町 I-style的個人資料
有限会社FINAL 創業者 石垣 修
1974年神奈川県で誕生し、父の転勤で大阪に来ました。
12歳の誕生日に父から貰った本革の小さな財布。
小学生だった私には衝撃でした。
今まで使っていたビニール製の財布とは全く異なり
本革の香り手触りに圧倒され将来は「革のお財布を作る人になりたい」と両親に言っていた事を今でも覚えています。
16歳になった私は本物の皮革を勉強する為に日本各地の革製品を
自分で見に行き次にデザインを勉強する為に横浜の祖母の家に引っ越し、横浜元町でデザイン、縫製などを学びました。
そこで知り合った企業の社長が腕時計メーカーの方で
お金も無かった私に「うちの会社で働かないか?」と声をかけていただき就職。
腕時計の会社ではオリジナルの時計デザイン制作や海外ブランド品の輸入をしており、入社数年後にデザイン、貿易などの責任者に昇格。
しかし、自分がやりたいのはレザーに関わる仕事。
入社前から社長に「革を扱う仕事がしたい」と伝えていたので、
社長に相談したところ「自分で会社を興し、自分の会社で実現させなさい。
お金が貯まるまではうちの時計を売って良いから」と言っていただき腕時計を取り扱う会社を設立。
独立後、卸先様にも応援されオリジナルの時計を作って欲しい、
某ブランドの腕時計を探して欲しい等、仕事を沢山いただきました。
皆様の応援で会社は少しずつ成長いたしました。
「やっと念願のレザー商品を扱える」そう思ったのですが、
腕時計を通して学んだ日本製と海外製との品質の違い、製法の違いを見て「世界の革製品は?」と疑問を抱き海外へ渡航し様々なブランドそして色々な革に出会いました。
革を鞣してそのままの物、革を塗装した物、革をコーティングしてエナメルにした物など世界には色々な製法、技術がありました。(もちろん日本でもありますが)
海外の某ブランドを作っている工場では商品を綺麗に見せる為に
自然に出来た傷(虫刺され跡)、トラ(血管)、シワのある部分を
切り取り廃棄していたので驚きましました。
いくら革とはいえ命あった物、まるで命を捨ててしまっている、
そんな感覚になりました。
話は元に戻りますが、父から誕生日に貰った財布は
35年経った今でも問題なく使える状態です。
あまりにも長い年月が経過してもまだ使える状態なので
父にどこで購入したのかと聞いた所、父の知り合いが革細工の工場を営んでおりそこで作っていただいた物だと知りました。
もちろん型崩れ、変色などはありますが凄く良い味が出ていて
財布のシミや傷、シワなど全てが思い出です。
良い革製品を作るなら父が訪れた工場で作ってもらおうと思い
工場まで行ったのですが、近年、海外の工場で作った商品が安売りされているせいなのか工場は無くなっておりました。(お歳で引退されたかもしれませんが)
私が探し求めていたレザーは日本の職人が丁寧に鞣した革。
その革を無駄にすることなく自然に出来た傷(虫刺され跡)トラ(血管)シワのある部分などもそのまま使い世界に一つしか無い商品を作りました。
使用するレザーは使っていくうちに素晴らしい艶が出てきてしなやかになり、一緒に時を刻めるレザーを厳選しています。
皮革製品でよくあるパターンで、表は本革(銀面)であっても内装は合成皮革やボンテッドレザー(革の切れ端を砕いて固めたもの)スプリットレザー(床革と呼ばれる厚い革を漉いたあとの部分)を使いコストカットしている商品が多数ありますが、
これではエイジングを楽しむ前に製品が先にダメになってしまいます。これもまた革の無駄遣いですね。
私が提案する製品は、限りなく自然に近い状態で丈夫で長く使えてエイジングも楽しめます。
更に使い勝手の良い商品を提供させていただきます。
1974年神奈川県で誕生し、父の転勤で大阪に来ました。
12歳の誕生日に父から貰った本革の小さな財布。
小学生だった私には衝撃でした。
今まで使っていたビニール製の財布とは全く異なり
本革の香り手触りに圧倒され将来は「革のお財布を作る人になりたい」と両親に言っていた事を今でも覚えています。
16歳になった私は本物の皮革を勉強する為に日本各地の革製品を
自分で見に行き次にデザインを勉強する為に横浜の祖母の家に引っ越し、横浜元町でデザイン、縫製などを学びました。
そこで知り合った企業の社長が腕時計メーカーの方で
お金も無かった私に「うちの会社で働かないか?」と声をかけていただき就職。
腕時計の会社ではオリジナルの時計デザイン制作や海外ブランド品の輸入をしており、入社数年後にデザイン、貿易などの責任者に昇格。
しかし、自分がやりたいのはレザーに関わる仕事。
入社前から社長に「革を扱う仕事がしたい」と伝えていたので、
社長に相談したところ「自分で会社を興し、自分の会社で実現させなさい。
お金が貯まるまではうちの時計を売って良いから」と言っていただき腕時計を取り扱う会社を設立。
独立後、卸先様にも応援されオリジナルの時計を作って欲しい、
某ブランドの腕時計を探して欲しい等、仕事を沢山いただきました。
皆様の応援で会社は少しずつ成長いたしました。
「やっと念願のレザー商品を扱える」そう思ったのですが、
腕時計を通して学んだ日本製と海外製との品質の違い、製法の違いを見て「世界の革製品は?」と疑問を抱き海外へ渡航し様々なブランドそして色々な革に出会いました。
革を鞣してそのままの物、革を塗装した物、革をコーティングしてエナメルにした物など世界には色々な製法、技術がありました。(もちろん日本でもありますが)
海外の某ブランドを作っている工場では商品を綺麗に見せる為に
自然に出来た傷(虫刺され跡)、トラ(血管)、シワのある部分を
切り取り廃棄していたので驚きましました。
いくら革とはいえ命あった物、まるで命を捨ててしまっている、
そんな感覚になりました。
話は元に戻りますが、父から誕生日に貰った財布は
35年経った今でも問題なく使える状態です。
あまりにも長い年月が経過してもまだ使える状態なので
父にどこで購入したのかと聞いた所、父の知り合いが革細工の工場を営んでおりそこで作っていただいた物だと知りました。
もちろん型崩れ、変色などはありますが凄く良い味が出ていて
財布のシミや傷、シワなど全てが思い出です。
良い革製品を作るなら父が訪れた工場で作ってもらおうと思い
工場まで行ったのですが、近年、海外の工場で作った商品が安売りされているせいなのか工場は無くなっておりました。(お歳で引退されたかもしれませんが)
私が探し求めていたレザーは日本の職人が丁寧に鞣した革。
その革を無駄にすることなく自然に出来た傷(虫刺され跡)トラ(血管)シワのある部分などもそのまま使い世界に一つしか無い商品を作りました。
使用するレザーは使っていくうちに素晴らしい艶が出てきてしなやかになり、一緒に時を刻めるレザーを厳選しています。
皮革製品でよくあるパターンで、表は本革(銀面)であっても内装は合成皮革やボンテッドレザー(革の切れ端を砕いて固めたもの)スプリットレザー(床革と呼ばれる厚い革を漉いたあとの部分)を使いコストカットしている商品が多数ありますが、
これではエイジングを楽しむ前に製品が先にダメになってしまいます。これもまた革の無駄遣いですね。
私が提案する製品は、限りなく自然に近い状態で丈夫で長く使えてエイジングも楽しめます。
更に使い勝手の良い商品を提供させていただきます。