滋賀の醤油といえば・・・だし醤油「もろこ隠れ」と全国各地のリピーターから言われるようになりました。

　　　　　～ 琵琶湖の湖魚“天然ホンモロコ”から生まれた「だし醤油」 ～
　　　　　　　　淡水魚の湖魚から「だし」をとった醤油を新開発！

日本料理　魚繁大生殿（滋賀県東近江市）は、琵琶湖八珍の一つ琵琶湖の湖魚“天然ホンモロコ”を丸ごと焼き上げ、1匹を詰め込んだ「だし醤油“もろこ隠れ”」を、長年の試行錯誤の末、日本で初めて新開発をし販売を開始しました。
近年、肉料理や多国籍・無国籍料理などが流行り、日本料理離れが進み、郷土料理や湖魚料理を食べたことのない方が大変多くなりました。この状況に憂いを大いに感じ、「一人でも多くの方に湖魚の美味しさを知っていただきたい」「日本料理を好きになっていただきたい」「滋賀・琵琶湖を訪れて好きになっていただきたい」との強い思いから、今回の「だし醤油“もろこ隠れ”」の新開発に至りました。

絶滅危惧種・高級食材と言われる琵琶湖固有の“天然ホンモロコ”を香ばしく焼き上げ、湖魚独特の風味と旨味をギュッと詰め込んだ「もろこ隠れ」というだし醤油を、2018年10月1日（月）に完成しました。2年の開発期間を経てテスト販売の結果、お客様から合格点をいただき、この度、本格的に販売を開始しました。“天然ホンモロコ”は漁獲量が少ないため、数量限定で当店でのみ販売です。

日本料理では「だしをとる」と言うとカツオなど海の魚が主流ですが、「滋賀食材・琵琶湖の良さを知っていただきたい！」「昔は当たり前のように食卓に並んだ“天然ホンモロコ”を違う形で食卓に復活させ、家族団欒の話の一つにしていただきたい！」との思いから湖魚“天然ホンモロコ”を使用しました。もちろん琵琶湖で育った湖魚も味には引けをとりません。独自の加工処理をすることで香ばしさと旨味を感じることが出来ます。またビンの中にじっくり焼き上げた“天然ホンモロコ”を1匹詰め込み、見た目にも面白くインパクトのある逸品です。

平成27年に日本遺産に認定された滋賀県。地域ならではの独自の育まれた文化・伝統の中には必ず琵琶湖が関係してきました。その琵琶湖で育った食文化を継承し、更に進化し発展していく必要があると考えます。全国・全世界に滋賀・琵琶湖の素晴らしさを知っていただきたいと、日頃より仕事に新商品開発に取り組んでいます。