山岳リゾートとして日本を代表する上高地の観光シーズンは4月下旬～11月上旬までです。シーズン外はひっそりと静まり返り、自然は静寂の世界となります。それ故にたっぷりと雪をまとった厳冬期の山々の姿は、神秘的で神々しく息を吞む程の美しさです。上高地から穂高を眺めるビューポイントと言えば、河童橋から見上げる穂高連峰と共に大正池からの穂高連峰の眺めが挙げられます。

この作品は、厳冬期に大正池から見る穂高連峰とクリスマス前後の銀河と星座を構図したものです。真冬の上高地、新月の夜は深々と冷え込みながら数えきれない星々の光で穂高連峰を照らします。忘れる事のできない光景を作画しました。

ポラリスとは北極星の事で、ちょうど奥穂高岳(標高3190ｍ)の真上に輝いています。北斗七星として知られるおおくま座の一部が右下に、ペガススとアンドロメダ座が左に(条件が良ければ、アンドロメダ銀河ことアンドロメダ大星雲の存在を肉眼で確認することが出来ます。)、冬の代表的な星座が並んでいます。山と星座がテーマの作品は、季節・方角・時刻など凡そ現場に照らし合わせての制作を行っています。もう少し詳しく星座や星々の配列・位置関係を知るためには、星座早見表を用いて頂ければ確認することが出来ます。

額縁素材は、桐の木です。私の作品に合わせて木工作家さんに作って頂いております。小品ですが、山の絵にはぴったりとマッチする額で、とても軽量である事も含めて大変気に入っています。

作品素材　100%コットン紙300ｇに水彩絵具・アクリル絵具・インク
　　　　　素材上、出来る限り直射日光を避けて飾ってください。

手描きですので、一点一点に若干の差があると思います。趣きを楽しんで頂ければ嬉しいです。

桐額サイズ　縦21㎝×横16㎝×厚み1.5㎝　作品保護アクリル板
作品サイズ　縦14.8㎝×横10㎝　（官製はがきサイズ）

小さめサイズの額と作品ですので、ちょっとした空間があれば額裏面に付属の棒を差し込んで、卓上や棚のインテリアとして飾って頂けます。また、吊り紐は予めセットされていますのでフックにかけてご鑑賞ください。軽量ですので、特別なフックがなくても押しピンで十分飾って頂けると思います。（写真にある赤い細引きロープは付属品ではありません。）

その他、作品についてお気軽にお問い合わせください。。