ガラスを素地とした漆塗りの器。
八雲びいどろ(ガラス漆器)と呼びます。
今作は曙(ぼかし)塗りの肌を背景に金魚を配したデザインを施しました。
それぞれの色彩が、時と共に色鮮やかに経年変化して行きますのでまずは最初に画像を撮っておいて下さい。
ガラス漆器の技法は古くから確立されていますが、あまり手法として取り入れる方は少なく
「初めて見た」と言われることも多いです。
ガラス面に強く下地を固着させ、塗り重ねた肌に様々な文様を描いて行きます。
漆塗りの器なので、電子レンジや食洗機、つけ置き洗い等の使い方は出来ませんが、柔らかいスポンジ等で洗いしっかりと拭き取っておけば良いです。
通常の使用において剥離、欠損等おきましたらどうぞご連絡下さい。
修理、修復における代金は頂きません。ご安心下さい。