2018年から本格的に陶器の制作を開始しまして、こちらはその最初の作品になります。
家に置いておく為の植木鉢が欲しいんだけど、どうにもホームセンターで売っているものだと味気ないよなぁってずっと思っていて、それなら自分の納得のいくものを作ってみよう、ということでせっせと通って教えてもらいながら作っていった作品です。

この陶器のシリーズは「Nagaame」という名で今後作っていこうと思っていまして、テーマは一貫として【林に降る雨】をモチーフにしていこうと思っています。
まぁ、たまたま僕がこの前住んでいた旭川の家の目の前にこんもりとした山があって、その家に到着したときが秋の長雨が降っていたときで、紅葉が雨によって洗われて色が更に濃くなり、冬になればそこに雪が積もり、音の無いしんとしたあの美しさにやられてしまって、うわーすげー、これをどうにかちょっとでもいいから形にしてみたい、と思ったのがそもそものきっかけです。

外側には釉薬を塗らず、素焼き、そして焼き締めをしているので水はさほど浸透しないようになっていまして、内側にだけツヤの無い白い釉薬を塗っているので、土を入れて植物を入れ、水を注いでも外の表面に水が浸みてこないようにしています。

こういった感じの陶器の植木鉢ってあまり無いのかなと思うので、何か友人や恋人、家族にちょっとしたプレゼントをするときなどにも喜んで頂けるんじゃないかなと思います。

サイズは最大寸法で直径約135mm×最も高いところで92㎜となります。

陶器のオーダーもお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。