2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
Creema限定1点で販売しております。

　この鏡餅のマーブル模様はSPALTED（スポルテッド：シミのついた・傷つけられた）と呼ばれています。

　鳥や虫などに傷つけられた木の外側から雨水が染み込むことで、内部にカビ菌などが発生してできる黒い帯状の模様です。

〜本品は荒挽き後に高温で強制乾燥しておりますので、カビ菌などが再び発生することはございません〜

　敬遠されがちなスポルテッドの木材ですが、希少材として、主に海外でギターや万年筆などの嗜好品に活かされてきました。

　横山挽物でも、多くは廃棄か薪ストーブの燃料にしてしまうのですが、今回は、特に全体にランダムに広がった帯があまりに美しかったため、最後まで削り出すことでアバンギャルドな鏡餅ができあがりました。

　自然が生み出したアートとして
お正月、個性的な木の鏡餅で年神様のお越しを寿ぎませんか。

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　近年、大変貴重になっております栃（とち）の木を
伝統工芸士の横山勝次が、ろくろで削り出した鏡餅です。

　栃の杢目（もくめ）は、二つと同じものはなく不揃いですが、
自然との一期一会の巡り会いとしてお愉しみいただければ幸いです。

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木の小さな鏡餅 -SPALTED（スポルテッド）-

素材　栃の木
技法　庄川挽物木地（木工ろくろ）
制作　横山挽物木地 横山勝次［伝統工芸士］

寸法　上（小）直径Φ 75mm、高さH 25mm
　　　下（大）直径Φ 90mm、高さH 25mm

＊上下２つのセットになります。
＊橙（だいだい）、台座：三方（5号サイズが最適）などは付属いたしません。
＊紙箱（白色/灰色ボール紙）入りになります。


○挽物（ひきもの）木地について
木地師の横山勝次が自ら火造りした鉋（かんな）を両手に、
あぐらをかいた膝で鉋枕を押えながら、ロクロの回転と平行に挽きます。
加賀藩の貯木場である庄川流域に息づく北陸伝統の挽物技術です。

○材料について
栃（トチ）材の横木板を加工するため、
二つとない変化に富んだ自然の杢目が現れます。
原木から板材に製材、1年ほど自然乾燥、
木取り・荒挽き、水分8％まで強制乾燥しています。


｜ご使用上の注意｜
・変形や変色の原因になりますので、高温・多湿や直射日光は避けてください。
・天然木ですので、過度な乾燥によって反りや割れが生じる場合がございます。

｜お手入れ方法｜
・汚れた際は、水道水や食器用洗剤ですすぎ洗いした後、
　柔らかい布で水分を充分にふき取ってください。
　濡れたままにしないことで、長持ちし、末長くご使用いただけます。